ノリ冒険記自伝〜シンガーソングライターが夢だった🎸

シンガーソングライター🎸を目指す少年〜中年までの人生冒険記

シンガーソングライターが夢だった🎸第14章

 

再就職活動と音楽活動に忙しい無職の24歳です。

 

毎週就職情報誌デューダやB-ingをチェックしていると色々な募集があります。

 

長い間ずっと掲載されている企業、未経験でも募集、資格が必要な募集、若い人達だけで楽しそうにやっている企業の募集、歴史が長い企業、異常に月収の高い未経験者歓迎の企業などなど様々です。

 

色々チェックしている中で歴史がある化粧品メーカーが目に止まりました。資生堂やコーセーしか知らない私は、下で掃除機を手際良くかけている母親にこの化粧品メーカーを知っているか聞いてみました。

すると知ってるよ!という気さくな返事がすぐに帰ってきました。あらっそうなんだ。

この企業はずっと就職情報誌をチェックしてきましたが、始めて目にする企業ですし、事業拡大の為営業募集します!と書いてあったので、離職率が高くて募集している雰囲気は感じられませんでした。

 

よしっ!化粧品のことなんか全く分からないけど、いっちょ受けてみるか。

善は急げです。ドキドキしながら、すぐに記事に書いてある電話番号に電話にかけました。

 

電話対応も気持ち優しい感じ。なんかいいなぁ。

試験の流れはこうでした。

まず筆記試験を行い、それを通れば一次面接そして最後に役員面接という感じです。

先日お伺いさせてもらった建設会社とはやはり格が違う。。ちゃんとした会社だ。ここに入れる確率は良くて5パーセントだろうなっ。。

とにかくまずは来週月曜日の筆記試験からがんばるか!

 

そんな中、とある土曜日の午後1回目のライブ練習がありました。

もちろんメンバーはジョウとダメてっちゃんです。基本は私のギター弾き語りにジョウも合わせてギターストロークとハモリを重ねます。

ダメてっちゃんはそれに合わせ適当にギターリフを重ねます。またその自由なギターは本当にいい加減です。さらにコード進行も良く間違えるので、私はいつもダメてっちゃんにダメ出しをしていました。。

 

ギタリストならコード進行ぐらい覚えてこいやっ!

 

ドラムもベースもいませんので、キーボードの単調なリズムに合わせ私とジョウがハモリながら弾き語りをし、ダメギターが重なっていきます。

まぁいわば、ダメなゆずにダメなサポートギタリストがコラボしちゃった感じですな笑。

 

練習を重ねる度に我々の歌やストロークギターは、安定しよくなるのですが、ダメてっちゃんだけはまったく進歩を感じる事は出来ませんでしたね。。

 

それでもリードギターを弾ける人など知り合いにはいませんので、ありがたいサポートギターと言うわけです。

 

スタジオでアンプを通してギターをかき鳴らし、マイクです歌うのは楽しいです。

初ライブはドキドキですが、やっと自分がひとり部屋で作ってきた曲達を披露できるので、ワクワクしてるのです。

 

ここで第14章はおしまい

第15章につづく

 

ノリ冒険記より

愛をこめて