シンガーソングライターが夢だった🎸第24章
最近の私の曲作りのやり方をお話しします。
まず夜10時以降は音が出せないので、詞を書いたりします。詞は大変です。。本来は詞の全体像の骨組みを作ってから肉付けをしていくのでしょうが、私は感覚派なもんで、、なんとなくボヤ〜っとしたイメージに思いついたワードを連ねていきます。
ひどい時はメロディーありきで、詞が浮かぶ時もあるので、文脈が繋がらず、訳の分からない内容の詞になったりもします笑。
本来は、主人公や背景、登場人物や時代や社会問題など様々な設定がしっかりと構築されていないといけないんでしょうね。。
そういう細かい積み上げが出来ない、面倒くさがりの私の詞は何が言いたいのか、何を伝えたいのかが、ハッキリしていないんですしょうね。。
そりゃ国語も苦手だったので、厳しいっすわ。。
これからは、せめて伝えたい事だけはしっかり
明確にしてから、詞を書かなければいけないです。
曲作りはとても好きです。
高校時代はピアノで曲を作っておりましたが、ピアノ技術がそんなにある訳ではないので、手軽なギターと違いかなり大人しい曲になってしまいがちでした。
かと言ってギターでもそんな激しい曲を作る事は苦手ですので、激しい曲はhard rockやheavy metal、death metalなどのジャンルの方にお任せしやす。
この頃はジョウメガネから沢山CDを焼いて貰っていました。
オアシス、レディオヘッド、スウェード、キャスト、ヴァーブ、シーホーシズ、アトミックスウィング、ブラー、ラーズ、ストーンローゼスなどのUK ROCKといわれるジャンルのバンドです。
また日本バンドだとこの頃良く聴いていたのが、
グレープバイン、くるり、バンプオブチキン、ミスターチルドレン、スピッツ、トライセラトプスなどをヘビロテしてました。
特にハマっていたのは、グレープバインですね。
ボーカルの田中氏がカッコよくて髪型とか影響を受けていましたね。
もともと私の作る曲は古臭いフォーク色の強い感じが否めなかったのですが、ジョウが何年か上記の曲を私に聴かせまくり、私の身体の奥の奥にある音楽感の本質を変えていったんでしょうね。
ある意味私はジョウメガネに洗脳されているのかもしれません笑。
面白いもので、色んな曲を聴きだすと自然と曲作りにおいて、出て来るコード進行やそれに乗せるメロディやフレーズなどにも変化があったかと思います。
この頃から曲作りからエレキギターを弾いてみたりなんかもし始めました。
私の中でも、この頃から少し作る曲が歌謡曲からロックを意識したポップに変化していった感じがします。
この狭間時期にエレキギターで作った曲が
🎵自己惑星です。
メガネ店勤務〜半年のニートまでの間、かなりの時間自分の部屋に引き篭もる時間が長かったです。
その頃、狭い世界観の中で、ひとり密かに自由に夢を描いたり、感じるままに曲を作ったり、絵を描いたり、妄想したりなど誰にも邪魔されない場所としての自分の部屋を自己惑星と名付け、当時の状況を詞にしました。今までの詞とは少し変化をしたキッカケになった曲かもしれません。
まぁただのお宅ソングですが笑。。
ここに自己惑星の詞をのせますね。
🎵自己惑星
狭い星の中の国のつまめそうなこの部屋
雨も風も人の声もこの部屋には届かない
壁際には布団ひとつテレビラジオステレオ
ギターエレキギターまさに気分はミニスタジオだね
数少ないラブレター壊れかけのビデオデッキ
数知れない想い出たちが潜んでいる遊んでいる秘密の僕だけの花園
僕はここが一番好きさ僕が僕でいられるから
自転車っていう円盤で君を連れて行こう
君もここが一番好きさ君が君でいられるなら
愛するものに囲まれた
そうここは自己惑星
今日も僕の電話何の変哲もないままで
あれば緑ランプ交互に光るはずだが何もついてない
隔離されても寂しい干渉されてもウザイだけ
僕の中のバイオリズムが右へ左へ何度も振り切って
終いには壊れそうだけど
僕はここが一番好きさ僕が僕でいられるから
街の人は知らないけど僕はソングライター
君はそこが一番好きさ君が君でいられるなら
留守電二件入ってればもう最高の自己惑星
こんな感じです。
引き篭もりではあるけど、やはりひとりは寂しいみたいな、寂しい奴の独り言みたいな曲ですわ笑。
後々レコーディングなどしていくのですが、この自己惑星という曲のタイトルが原点になっていきました!
コード譜画像
それでは第24章はおしまい
第25章につづく
ノリ冒険記より
愛をこめて