ノリ冒険記自伝〜シンガーソングライターが夢だった🎸

シンガーソングライター🎸を目指す少年〜中年までの人生冒険記

シンガーソングライターが夢だった🎸第38章

 

1998年    夏     25歳

 

頭の中はほぼバンドの事

夢を追う少年の話✨

 

そう言えば、バンド名に関して触れていなかったので、バンド名の歴史に触れてみます。

 

四街道駅ホームで奇跡的に出会ったガワオとの再会から、生まれて初めてのバンド活動を始めました。

 

ガワオ実家での初ミーティング時にガワオが飼っていた凶暴極まりないプレーリードッグから、バンド名を借りにプレーリードッグスとしました。

幸いにもプレーリードッグス時代は特にライブ活動がなかったので、世間に晒される事はありませんでした。今考えるととんでもないカッコ悪いバンド名ですね💦

 

それからガワオやシノと練習後のランチで色々と意見を出し合い一旦、grasshopperというバンド名となりました。

grasshopperってゴリゴリのヒップホップやハードコアバンドじゃないんだから、あり得ないですね。

自己分析が1ミリも出来ていない、悲しい感じです。ライブ自体2001年までなかったので、バンド名はうやむやなまま活動していましたね。

 

2年後の2001年夏にやっと納得のいくバンド名が決まるんです!

2001年夏にガワオ、シノの大学時代の友人である大手芸能事務所マネージャーであるロックバンド大好き狂人クロちゃんと2001年夏にフジロックに一緒に行く事になります。

 

私はシノの車で苗場まで行きました。確か金曜日に有給を取り、前日木曜日夜に向かいました。最寄りの駅近くのホテルで一泊し、朝からフジロックです!狂人クロちゃんとは、朝現地で待ち合わせました。クロちゃんの友人で小説家のサエちゃんも一緒でした。

生まれて初めての野外ロックフェスなので、いまいちどんな感じか分からないままの参加になります。

ただこの2001年のヘッドライナーは今でも語り継がれる最高のヘッドライナーらしいです。

 

今日のヘッドライナーはトラヴィス、マニック  ストリート   プリーチャーズ、オアシスです!

更にその前に元ブランキージェットシティー浅井健一さんのバンドAJICOも出演していました。

 

浅井さんは出演中歌以外一言も喋る事もなく、完璧なギター🎸プレイに加え完璧なボーカルをバッチリこなした上で、最後に一言だけっ、バイバイと言ってはけて行きましたっ💦

なんじゃーありゃー!死ぬほどカッコいいやんけっ!男の中の男って感じですね。

まぁとんでもないカリスマ性を魅せつけられました笑。仮にも同じミュージシャンとしては、完敗以外の何者でもありませんな笑。

 

その途中に違うステージで、たまたま観れたのが!

くるりです!移動で駆けつけた先に黒縁メガネに首元がダルダルに伸びきったおつかれTシャツを着て、汗まみれで歌っていました。この時私はくるりを知らなかったのですが、演奏していたのが🎵薔薇の花でした。見かけとはかけ離れたとんでもない良い曲に一瞬でファンになりました!

今でも気持ちいいディストーションギターの刻む感じが夏の暑い空の下で映えていたのを鮮明に思い出します!

 

マニックはもともとその頃出たばかりの新譜アルバムを聴いていたので、感動でした!

とにかくボーカル力が半端ないです。楽〜にとんでもない高温と声量を魅せつけてくれました。

あとベースはただただカッコいいですな。

狂人クロちゃんがコヨナク愛する人です笑。

 

やはりいっても最強はoasisですよね。

私は一番好きなバンドでしたので、まさか本当に見れるとは思っていませんでした。

 

oasisといえばリアム、ノエルのギャラガー兄弟です。この日は神経質なリアムも大変ご機嫌でした。

私はオールスタンディングの5列目くらいに、頑張って突き進んだので、マジマジとリアムを拝む事が出来ました。リアムはほぼ中央の舞台手前ギリギリに仁王立ちし、動きません。サングラス越しの目は間違いなく、テメェーラ調子こいたら殺すぞっ!ど言わんばかりです、、

カリスマなんてもんじゃないレベルのオーラを放って止みませんでした。

おれは世界一だぜっと言わんばかりです。

たしかにこの日のバンド演奏からボーカルは本当に完璧でした。

なんの曲か忘れましたが、リアムはタンバリンを持っていたのですが、曲の間奏中にいきなりこちらの客側にタンバリンを投げ込んできたんです。

私は死にものぐるいで投げられたタンバリンに手を出し、触れたんですが、ひとつのタンバリンに100人くらいがつかみ合いましたので、手がちぎれそうになり、必死の思いで手を離しました💦

かなりヤバかったです。殺されるところでした。

 

そんなこんなで最高の初ロックフェスが終了しました。

 

すいません、話は戻ってバンド名の由来ですが、小説家のサエちゃんにバンド名が決まらない話を相談したところ、私scartissueがいいなぁと!

scartissue?意味を聞いてみると傷とか心の傷とか傷跡などの意味だそうです。意味は若干暗いけど、スカーティッシュっていう響きがとても気に入りました。そこにクロちゃんがmyをつけたら?と言ってきました。なんで?とか聞くと、今マイつけるの流行ってるからだそうです。。よく分からないし、その後も一回も聞いたことはありませんが、my scartissueって響きがまたまた気に入り速攻でバンド名決定です!

はじめの二回のライブはgrasshopperで出演しましたが、この2001年夏からはずっとかわらず

 

my  scartissueです!

 

略してマイスカと呼ばれるようになりましたとさ!

 

小説家のサエちゃんはこの半年後くらいに小説で賞を獲ったとの情報が入りました。

 

クロちゃんとは今後色々と遊ぶ大切な仲間になっていきます!

 

f:id:myscar:20190319183254j:image

 

第38章はおしまい

第39章につづく

 

ノリ冒険記より

愛をこめて