シンガーソングライターが夢だった🎸第97章
2001年 5月26日
レコーディング中にメンバーに6月10日の
GIGANTICでのライブ曲リストを渡しました。私の独断と偏見で決めてしまいましたが。
1曲目、イミー
2曲目、うまくいかないlove song
3曲目、サクラ
4曲目、月のない夜
5曲目、DON''T YOU KNOW
以上の5曲です。
5曲目はまだ誰も知らない新曲です。。
manic street preachersに感化され近々完成させていた新曲DON'T YOU KNOWをぶち込んでしまいました笑。
この曲はかなりロックなので、勢いでいけそうな曲かな〜と笑。
このバンドではなく私が次々と曲を作ってきてしまうので、こんな事は日常茶飯事です。
まだライブまで2回練習出来ますし、バンドサイズも確定した音源もみんなに渡しましたので大丈夫でしょう👌
最近は会社の同僚癖毛のジュンから沢山詞を貰っていました。
例えば、🎵夏の手前です。この詞はジュン得意の片想いの詞です。
🎵夏の手前の夜風には
淡い期待が溢れてた
明日晴れたら誘おうか
君が頭にちらついた
僕はあなたの手を取って
初めて君を連れ出そう
こんな感じの超純愛片想いラブソングです。
癖毛の伝家の宝刀で、大好きな詞のひとつです。
あと🎵シャボンやLAST SUMMER、Loosingなど様々な詞を頂きました笑。
流石の私も曲が追いつかない感じですわ。。
ジュンも会社から帰ると、夜な夜な缶ビールを片手に筆をふるいます。
本を読むことと文を書く事が好きなんですね。
いい事です!
来週6月2日は練習日です。
新曲を合わせるのが楽しみです!
2001年 6月2日 (土)
渋谷GIGANTICライブに向けた練習日です。
いつものように、ガワオが私の実家まで迎えに来てくれました。
何だか最近のガワオは覇気がありません。。
仕事か恋愛でも悩みでもあるのでしょうか?
基本いつも淡々とはしていますが、なんか元気が無くみえました。
それでも話しかけると、普通に話してくれるので、それ程気にはなりませんでしたが。
ガワオカーが御茶ノ水のスタジオに着く頃には、朝10時にもかかわらず、偉大な太陽が惜しげもない光を放っていました。
もう夏だねぇ、、恋の季節でね笑。
私もちょいちょい色々な方とデートをしていましたが、これぞっ!という方にはなかなか出会えずにいました。
そんな事を頭の片隅に思いながら、スタジオへ続く地下への階段をギターケースとバッグを担ぎながらトコトコと降りて行きました。
既にカジリメガネとテラちゃんが受け付けを済ませ、スタジオに入っていました。
おはよー!
テラちゃんはいつものように控えめに、おはようございます!と返してくれました。
今日はもちろん新曲DON'T YOU KNOWを1発目にやろう!と私は息巻きました笑。
テラちゃんもやれやれと言った感じでしたが、笑ってくれました。
やはりコンポーザーとしては、新しい曲をやるのがとにかく楽しいのです!
昔の曲は皆んなに渡す前に死ぬほど、弾いているし、その後も沢山やっているんでなかなかしんどいんですわ笑。
そう言っているうちに、そーっと息を潜めシノが10分遅れでスタジオに入ってきました。
開口一番、今日天気いいからスゲェ電車混んでたわぁ〜!って混んでても遅刻とは無関係ですよ〜笑
私はそれをスルーしていましたが笑、サガリメガネだけは優しく、確かに小田急線も混んでたよ〜と、救いの手を差し伸べていました笑。
ではでは🎵DON'T YOU KNOW行きますか!
イントロは私の激しい弾き語りで始まります。
ふた周り目のAメロからゴリゴリのディストーションギター、ゴリゴリベース、ファンキードラムと極め付けはイカれメガネが一斉に入ってくる感じです。
さぁ〜行きます!
第97章はおしまい
第98章につづく
ノリ冒険記より
愛をこめて❤️