シンガーソングライターが夢だった🎸第106章
1994年4月15日(金)
16時半頃
私は2年生になり、駅近くのロフト付きの小洒落たマンションに引っ越していました。
超癖毛ナオアキもグズリメガネも軽くシャワーを浴びました。今日は平年の4月より暖かい日だったので、少しだけ汗をかいていたので一石二鳥です。
私の家から駅は歩いて10分くらいです。
少し早めの16時半に家を後にしました。
駅へ向かい歩く中、今日は何人来るか?という話で盛り上がりました。
丸々30人来られても困りますが、逆に一人も来なくても悲しい感じです。
私は4人!と予想しました。仲良し4人組が1組来るとの読みです。超癖毛は7人と強気の予想。3人組が1組に2人組2組の読みです。ハナレメガネは2人と予想。さすが、用心深い読みです。丸いメガネが捻り出したのでしょう。
17時40分頃
○○駅の前に着きました。
もう既にデコブラックメンズのメンバーは全員集合していました。
おつかれ〜!
誰かひとりでも来た?
いや〜まだ誰も。。
まだ20分前だからねぇ〜笑。。
でもこのまま誰も来なかったら、ただのデコブラックメンズと仲間たちの飲み会だねぇ〜笑。
正直7人全員が心の中で、やっぱり誰も来ないかなぁ〜と諦めがちになっている感は否めません。。
少しづつ自信を無くしていく、デコメンの7人がそわそわしているうちに、駅前ターミナルに聳える大時計は何の躊躇もなく時計の針を進め、気づけば5分前を回っていました。。
心配性の世界のセキヤマも若干目が泳いでいます。。いつも雄弁なゲルシノも少し無口になっています。
やはり我々の勧誘ぐらいじゃ、そもそも無理だったんでしょうか。。
気のせいか、超癖毛ナオアキの癖毛が更に癖毛度を強めている気さえしました。。
その時です、、、
第106章はおしまい
第107章につづく
ノリ冒険記より
愛をこめて❤️