シンガーソングライターが夢だった🎸第109章
1994 4月18日(月)
レインボーブリッジ新入生歓迎コンパも大盛況に終わり、20日の初活動を控えた週明けの月曜日のことです。
いつものようにテニスサークルに顔を出した、癖毛ナオアキから私の家に電話が入りました。
ナオアキは少し間をあけた後、神妙そうな声で話し出しました。きいてくれよ、テニスサークルのみんなにレインボーブリッジの事がバレてるよ、しかもみんな口を揃えて、新しいサークルを続ける事は許さない!って言ってるよ💦
あらら、、まぁこそこそしてたっていつかバレる事だしねぇ。私は意外にも冷静でした。
自分でもびっくりするくらいに。
私はすぐにデコブラリーダーゲルシノに電話を入れました。
ラッキーな事に、ゲルシノに連絡がつき、ゲルシノ邸にデコッパチと変態ヨツマタ、セカセキが一緒にいました。
私は短刀直入に、伝えました!
やはり我々のホームグラウンドはテニスサークルであり、レインボーブリッジは隠れて企画してしまったモノ💦本来の仲間たちを嫌な気持ちにさせてまで続けたくはないと。
ゲルシノ始め、デコッパチ、セカセキ、変態、チョギレメガネ、超癖毛全員が直ぐにこの決断に賛同してくれました。
いや〜大したもんですなぁ笑。
一番の問題は、せっかく来てくれた新入生に理由をしっかり伝えて、誠心誠意謝罪をしなければなりません!!
私と超癖毛、メガリメガネはゲルシノ邸に合流して話し合いました。
明後日20日の初活動の日に謝罪決行を決めました。
また集合場所を学食二階から、荒川橋の袂にしました。
その日の内に、新入生11人に荒川橋袂の河川敷に14時集合の連絡をしました。
連絡時は解散の事には触れず、場所と時間変更のみを伝えました。
あ〜切ないが、、シャーないなぁ💦
新入生は他の良いサークルが見つかれば良いですが、、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。。
なんとか、レインボーブリッジイキナリ解散劇の舞台は整いました。。
4月20日どうなることやら💦💦
第109章はおしまい
第110章に続く
ノリ冒険記より
愛を込めて❤️