ノリ冒険記自伝〜シンガーソングライターが夢だった🎸

シンガーソングライター🎸を目指す少年〜中年までの人生冒険記

シンガーソングライターが夢だった🎸第32章

 

1998年7月某日   25歳

 

今日は記念すべきはじめてのバンド練習日です。

ガワオが車を出してくれるというので、私の実家まで迎えに来てくれました。

地元の友達はこれがあるから、有り難い。

 

ガワオは、節約家なのか四街道から錦糸町インターまで行くのに、わざわざ武石インターまで下道を走ります。高速代の節約ですな。でもガソリン代を考えると千葉北インターから乗るのとどのくらい違うのかは、私には分かりません。

私はかなりのドンブリなので、絶対に千葉北から乗りますが笑。

 

ガワオのボロシビックは若干疲れたようなエンジン音を奏でながらひたすら、お江戸に向かいました。

このころ14年後にスカイツリーなどという、とてつもない化け物が建設されるなんて知るよしもなかったですな笑。

 

錦糸町インターを降り、14号線をひたすらまたお江戸へ進むと、程なく秋葉原に到着しました。

目的地であるライブハウス兼スタジオであるGOOD MANを通り過ぎて、少し離れたところに空パーキングを見つけ駐車しました。

ガワオの運転は良くも悪くも、安全運転なので安心です!

車の運転は本当にその人の性格がでますよね。

イラッチの人は異常に前の車との車間距離が近かったりするので、冷や冷やするのであまり好きではありません。

 

後部座席からエレアコのギターケースを下ろし、いざスタジオへ歩きました。

すでに、ジョウメガネがGOOD MANの入口前でメガネをかけて、オベージョンギターケースを抱えながら、遠い空を見上げて素朴に立っていました笑。

 

ジョウメガネお疲れー!

 

早いねー。照れ臭そうにメガネがキラリと光った。

あっでもちょうど1時だっ!

シノはまだ来てないか。

 

後からわかるが、シノは基本遅刻常習犯である。必ず10分〜15分は遅れてくるのだ。

私はA型なのが原因か分からないが、遅刻が大っ嫌いである。

自分が待つのが大っ嫌いなので、逆に人を待たせるのも忍びなく思ってしまい、早めに家を出てしまう。しかも行きの道中何があるかも分からないですからね。

 

先にはじめてよう!

人生は初めてのドラムとベースありの練習です!

胸は高まるばかりです。

17歳からギターを始めて、バンドという形態になるのに、なんと8年もかかってしまいました笑。

しかもコピーバンドではなく、私のオリジナル曲のバンドです!

逆にコピーバンドを通らず、いきなりオリジナルバンドを始めるって珍しいかもしれないですな。

 

エレアコギター🎸をアンプに繋いだり、マイクを設定したりしていると、シノがわりぃわりぃと、遅れて入ってきました。

お疲れー!今日はヨロシク!

私とメガネはマイクとエレアコギターを、シノはエレキベースをアンプに繋ぎ、ガワオのドラムセッティングも済みました。

 

よしっ!やろう!

 

今日はbye-bye-byeと両手の練習をします。

🎵bye-bye-byeはアップテンポなポップ

🎵両手はロックテイストなポップです。

 

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この2曲は最近の曲で、比較的バンド演奏が連想出来る曲を選びました。

さてとうとうバンドが合わせる時が来ました!

どうなるか?化学変化はあるか?

乞うご期待!

 

第32章はおしまい

第33章につづく

 

ノリ冒険記より

愛をこめて