シンガーソングライターが夢だった🎸第33章
ついに初バンド練習が今まさに始まろうとしています!
私はこの練習のテイクをしっかりと残すよう、自分のマイクの横にMDウォークマン💽のマイクもしっかりと設置しました
私は今にも嬉しすぎて、天にも登るような気持ちを抑えながら、渋めに呟きました。
とりあえずbye-bye byeから合わせてみようか!
笑。
ガワオがスティックをカチカチさせながら、ワン、トゥー、スリー、フォー!
ガワオの勢いの良いエイトビートに合わせて、イントロの出だしコードGを力強くかき鳴らしました。
G、C、Bm、E、E7と続いてかき鳴らします!
弾き語りでジョウメガネと弾いていた時の感覚とはまるで違いました。
ハイブランドのお菓子が素敵な箱や入れ物に包まれているような感覚です。
初めて体験するベースも軽く弾いているのに、とてつもない躍動感を曲に与えてくれました。
Aメロ🎵最上級のボリュームで君に重低音響かせやってきた
そしてサビっ!
🎵抱きしめたいぬくもり、あどけない君のくせ
愛してる 街かどのポスターにもにも泣いている
抱きしめたぬくもり、あどけない君のくせ
全て好きさだけど、もう君には会えないの本当だね
bye bye bye bye bye
あーあー
今までの人生で味わったことのない感覚です!
全てに重厚感が増してなんとなく、気持ちいいのです!
これがバンドなんだ!と思う反面何かが足りないと、本能的にかんじてしまいました。
やはりリードギター🎸が必要です!
弾き語りではあまり気にならなかった。リードギター🎸が間違いなく必要です!
バンドとしての音の構造が深くなったのに対し、私と、キラリメガネのコードギター進行だけでは、あまりにも耐えられない、空気感を感じてしまったのです。。
やはりバンドは深いなっ!
心の中で痛く感じました💦
新しいレベルでの劣等感に包まれながら、
今日という初めてのバンド練習は終了しました。
第33章はおしまい
第34章につづく
ノリ冒険記より
愛をこめて