シンガーソングライターが夢だった🎸第73章
何度ナオアキの玄関をコンコンしてもっ、
反応がありません。。
ねてるのかなぁ〜?
当たり前やな笑。
私は無意識に玄関のノブをそうっと右に回してみました。あらっ?開いていますっ!
ダメだなぁー!不用心すぎるわっ。
空き巣に入られるぞっ、、
そのままそーーっとドアを開けました。
ドア開けると、小さな豆電球が灯ったままでした。
部屋の全体がしっかり見える明るさでした。
きったねぇ部屋だなぁ笑。。想像通りやんけっ笑!
服は脱ぎ散らかされており、マンガやら弾き語り本やら訳の分からない置物やら、テニスバッグやらが地獄の様にぐちゃぐちゃに絡まっています。
当の超癖毛ナオアキはジージャンのままコタツで、天井を見上げる形で寝ています。
恐ろしい事に若干目が半開きなので、死人がコタツに横たわっている様に見えました。。
とりあえず部屋が油の匂いしかしないので笑、ドアを開けっ放しにしました!
蚊は入りますが、それ以上に臭さが先です笑。
ドアを全開にしたり、ジョウメガネと私の笑い声に、流石のナオアキも目を覚ましました。
一瞬時は止まり、ナオアキはこれ以上目を大きく開くことは出来ないくらいに目をまん丸くしましたが、ナオアキの理解度はかなり早かったようです。
あれっノリとジョウさんじゃない?えっ今何時?
おはよう!まだ2時半だよー。早く寝過ぎだよ〜ナオアキは〜。
訳のわからない私の言葉に、ナオアキも勘弁してくださいよーと軽く項垂れていましたが、目覚めはいいようですぐにむくっと立ち上がりました。
ナオアキ何処行く?笑
えっノリ先生マジですか?笑
店何処もやってないよ。
とりあえず車だからここから出ようかっ!
分かったよ〜。。ナオアキは素直に出掛ける決心を決めてくれました笑。流石ナオアキ!男の中の男っ!
ダテに髪の毛が縮れてないっ!ダテに丸メガネしてないっ!ダテにオッさんじゃない!
夜中の2時半過ぎにジョウメガネ、超癖毛のナオアキ、私の3人で何処に向かうのでしょうか?
行き先も決めずにジョウカーのエンジンはかかりました。とりあえず田舎をめざそうかっ笑。
ここから始まる珍道中!
深夜2時半から何処へ向かうんでしょうか?
ここでクイズ!
超癖毛のナオアキはどれでしょう?笑
答えは次回のお楽しみに!
ヒント!メガネ👓
第73章はおしまい
第74章につづく
ノリ冒険記より
愛をこめて❤️