ノリ冒険記自伝〜シンガーソングライターが夢だった🎸

シンガーソングライター🎸を目指す少年〜中年までの人生冒険記

シンガーソングライターが夢だった🎸第17章

 

化粧品メーカーの一次面接会場につきました。

東京のど真ん中にある本社です。

 

大きなビルです。

このビル全部この会社なのかな。

一階は商品倉庫になっていますな。

 

面接室の前に椅子が5脚用意されており、2人ほど既に椅子に座って待っていました。

 

あー緊張する。。

最近は派遣バイトも控えていたので、実家にこもっている事が多く1番会話するのは母親でしたから笑。とりあえず用意された椅子に座り、となりの方に気づかれない程度に深呼吸をしました。

心の中でテンションを上げろ上げろ!と念じました。

 

そして待つ事10分、ついにその時が来ました。

ノリさんどうぞっ。はいっ!失礼致します!

 

面接官は白髪の優しそうな方と若干イカツイ感じの方の2人でお二人とも50台前半くらいの男性でした。

コミュニケーション力の強さや前の会社での少し盛った武勇伝など自己PRを熱く語りました。

人には合う合わないがあると思いますが、私はお二人と、とても自然にお話し出来たので嬉しかったです。趣味やスポーツの話まで聞いて頂き、テニスのことやピアノ、ギターや音楽活動のことなどまで話し、何度か笑いまで起きたので心の中はハッピーパラダイスです!

それでは本日は貴重なお時間を頂き、面接して頂き誠にありがとうございました!

 

出来る限り全力の丁寧さで、最後まで乗り切り面接室を後にしました。

 

本当はガッツポーズをとりたいくらいの手応えだったのですが、かなり冷静に自分を抑え、まだ待っている他の面接の方にも、お先に失礼致します。とスマートにお辞儀をして会社を出ました。

 

最寄りの駅に歩く帰り道の私の顔はかなりにやけていたかと思います。

自分が描いていたシュミレーションより数百倍良い流れと面接官の方の反応が高感触だったからです!

 

これで落ちたら諦めがつきます。

やることはやった。

ダメだったらまた次を探そう!

 

結果は2日後までに頂けるとの事でした。

この2日は絶対に家にいなきゃな!

そう心に決め、またJR総武線に揺られながら千葉に戻っていきました。

 

家に戻るなり、母親に面接の手応えを正直に伝えました。私は母親とは結構何でも話すタイプなので。

母親も心から喜んでくれました。

なんか勝手に通った気になってますが、本当に大丈夫か。。

とにかく考えていてもしょうがないので、来週のライブに向けて練習を始めました。

いつものように座ってやるんではなく、ライブ本番を想定して、立って練習を始めました。

気持ちだけは、ミスチルの桜井並みのパフォーマンスです。。武道館にまた帰って来たよー!

 

今日は疲れたのでゆっくり寝るしかないな、

 

という事で第17章はおしまい。

第18章につづく

 

ノリ冒険記より

愛をこめて